◆130回横山利広先生を囲む道徳教育研究会
日時:平成28年8月6日(土) 兵庫県民会館
8月7日(日) 相楽園会館
参加人数:184名
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内容:
1日目(8月6日)
10:00~ 開会挨拶・趣旨説明 横山利弘先生
10:15~ 模擬授業1 常深晃史 氏 神戸市立東灘小学校
資料:「よわむし太郎」 【わたしたちの道徳】 小学校3・4年 文部科学省
11:00~ 休憩
11:10~ 模擬授業2 松原 弘 氏 和泉市立郷荘中学校
資料:「仏の銀蔵」 【中学校道徳 読み物資料集】 文部科学省
12:10~ 昼食
13:30~ 午後開始 授業記録をもとに模擬授業1、2を分析
15:00~ 休憩
15:15~ 模擬授業3 磯部一雄 氏 札幌市立平岡中央中学校
資料:「二通の手紙」 【私たちの道徳】 中学校 文部科学省
16:05~ 講話1 横山利弘先生
17:00~ 事務連絡
●参加した感想(1日目):
道徳の教科化に向けて、研修を受けるたびに「新しい授業の形にしなければ…」と思いましたが、横山先生のお話を聞いて、これまで横山先生から教えていただいた道徳の授業でいいのだと少しほっとしました。今回は3つも模擬授業を参観することができてたくさんおみやげをいただきました。
今まで研究会に参加させてもらっていましたが、自分の中でどのような授業をすればいいのかうまく考えられなかったが、今回の研究会でとてもイメージがわきました。2学期からとてもやる気がわきました。
道徳の授業を1日に3本参観することは、初めてでしたが、3本ともそれぞれの先生の個性が発揮された授業だったと思います。1日がとても短く感じました。他人と語ることで、自分の思いがどんどん固まっていく感じがしました。「もっと知りたい」「学びたい」という思いになりました。
児童役で参加したことで、子どもたちの戸惑いがよくわかりました。教師としては、発問の整理の難しさも感じました。授業をしたくなりました。
3人の先生方の模擬授業を受けて、生徒の気持ちになり、自分の意見を発表することの難しさを改めて感じました。3人の先生方、本当にありがとうございました。そして、アンケートや授業記録をまとめてもらった先生方もありがとうございました。横山先生のお話を聞いて、今までと変わらず自分のやり方で貫いていいということがわかり安心しました。
今回の研究会では、3本の模擬授業を見たが、1つ1つがとても勉強になりました。授業づくりで導入やまとめの作り方が難しくて、今日の授業で考えることができました。道徳の授業の難しさをまた感じました。
資料を分析して発問を考えるのとは違って、生徒の生の反応を見ながらやりとりを踏まえて授業を分析していくことで、より具体的で授業改善の視点がわかりました。授業録をみるとよくわかりますが、ここからどこに視点を当てて協議するか考えないといけないと思いました。
お世話になりました。模擬授業を客観的に見せていただいたり、子ども役として参加させていただいたり、とても勉強になりました。授業に対する参加者の意見を短時間で整理してくださり、また指導案や授業録などを配っていただき、たくさんのスタッフの人がご尽力いただきありがたく思いました。おかげで充実した研修になりありがとうございました。
2日目(8月7日)
9:30~ 授業記録をもとに模擬授業3を分析
10:15~ 講話2 澤田文部科学省調査官 「子どもが育つ道徳の授業づくり」
11:00~ 講話3 横山利弘先生
11:50~ 閉会挨拶・事務連絡
●参加した感想(2日目):
1つ1つの授業の改善点がよくわかりました。授業記録をとるのは、大変な作業かと思いますが、自分の癖や課題を見つけるためにとても有効だと思いました。やってみたいと思います。
今日の横山先生のお話で、授業記録のどのようなところを見たらいいのかが少しわかりました。自分もせめてビデオ撮りなどで振り返る+年に何本かは文字化したいと思いました。勉強になりました。
横山先生、澤田先生のお話を聞かせていただけて元気が出ました。また、自分の道徳性を育んでいると実感しました。授業者として、生徒たちの道徳性を育む立場でありますが、まだまだ人間として未熟な自分を今後もこの研究会に参加させていただき、成長させていきたいと思います。これからもたくさん学ばせてください。2日間本当にありがとうございました。
研究授業をした後、どのようにそれを生かしていけるかを学ぶことができよかったです。授業記録をとり、それを基に分析していくことや、付箋を利用してどのように参加者が授業に対する感想を持ったかなど、できるところから始めていきたいと思います。この会が、130回も続いてきた意味が分かりました。ありがとうございました。
資料を「右の脳で読み込む」「授業記録で自分の授業を分析する」もっともっといろいろできていないことがいっぱいあることに気づきました。ここで勉強したことを、日ごろ自分で勉強していきたいと思いました。この会、大好きです。もっともっと早く横山先生にお会いできていたら、よかったといつも思います。チャンスを1回1回大切にしていき、少しでも脱皮できるように頑張りたいと思います。これからもよろしくお願いいたします。今回の研究会を企画・準備していただいた先生方、模擬授業をしていただいた先生方、本当にお世話になりました。
今回は2日だけの参加となりましたが、参加してよかったです。特に横山先生の仏の銀蔵でお天道様の言葉に、「思いやる心」があるという視点はこれまで気づくことができていませんでした。
教材分析の段階で価値の解釈をしっかりと行わないといけないことがわかりました。授業の子どもたちの意見の中で必要なものだけを拾わないと技術としてまだまだ身についていないところです。そのためには、ある程度子どもたちの意見も予測しておくことが大切であると思いました。
自分の中学校で、「道徳教育をどのように進めていくのか」について少し悩んでいました。校内研究授業の発表者から「負担だ」と言われたりして迷っていましたが、今日のこの研究会で迷いがなくなりました。ありがとうございました。やっぱり思ったとおりにやっていこうという軸が決まりました。