第76回学習会 20名の参加を得て行いました!

投稿者: | 2020年12月12日

横山利弘先生に学ぶ道徳塾IN北海道 第76回学習会

日時:令和2年12月11日(金)
場所:清田区区民センター
参加:20名

【内容】
1 近野先生   日本道徳科教育学会・発表再現
2 川口先生   模擬授業『ちいさな ふとん』
3 塾長からの話 

12月11日(金),清田区区民センターにて「第76回 横山利弘先生に学ぶ道徳塾IN北海道」が行われました。COVID-19の感染予防がより徹底された区民センターを利用し、初参加1名を加えた20名の参加を得て行われました。

近野先生(あやめ野中)は、「動き」のある授業が特別な支援を要する児童生徒にも有効であり、かつCOVID-19下であっても、心が元気になっていく効果があることを、共同研究のデータを基に提言しました。
「動き」のある授業は、場面再現とホワイトボード・マグネットを使った対話のワンセットで構成されています。単なる役割演技ではありません。その点についても、近野先生は初めて聞く人にも分かりやすく説明しました。

模擬授業では、川口先生(上白石小)が『ちいさな ふとん』を通して、命の不思議さについて深く考える授業を行いました。
一人一人の思いや考えを丁寧に受けとめ、笑顔で共感し続ける川口先生の進め方は、参加する人に大きな安心を与えてくれる、素晴らしい授業でした。
この教材は、対話の展開によっては家族愛に完全に流れてしまう特性もありますが、川口先生は何度も教材分析を繰り返し、問いの精度を高める努力を続けてきたので、ねらいとする主題に迫ることができた授業になりました。

次回学習会は、1月16日(土)10時より、かでる2.7 510会議室で行います。
8月学習会のように数本の教材を分析し、グループごとに授業案を作り、模擬授業をします。
授業づくりは、その場の語り合いが重要な要素になります。
感染対策は万全を期して行いますので、是非会場参加をお願いします。

【参加者からの感想】 
●ありがたいことに、近野先生の学会で発表したことを聞くことができました。塾長が当初からおっしゃっていた「一人も落ちこぼれをつくらない」が、特別支援教育の枠をも超えて子どもが自分ごととして関われることが実践されているという素晴らしい内容でした。改めて「動きのある授業」の魅力と可能性を再確認できました。主発問の宿題が出ていた「ちいさなふとん」の川口先生による模擬授業。主題は家族愛なのか生命尊重なのか、節度節制の要素も加わり、話し合いは混沌と・・・。最後は教科書製作側の杉中先生直々の話ももらい、充実した学習会となりました。塾長の生命の不思議さ、勉強になりました。最後の塾長の講義は一言でいうとパッションそのものでした。パッションあふれる溢れる150分、ありがとうございました。
●今野先生の発表は流石でした。特別な支援を要する生徒たちへの授業が切り口でしたが、1人の児童生徒も置き去りにしないという信念を感じました。川口先生の授業では、心がほっこり温かくなりました。全員?の意見を丁寧にとりあげるだけでなく、そのスムーズな進行に、日々の実践が見えた気がしました。我々もそうですが、みんな自己の成長を願い、認められたいと思っています。コロナ禍の今だからこそ、そこを満たし、心を元気にしてあげることが、道徳を含めたすべての授業(学校)に求められているのではないかと思います。認め励まし自信をつけ、共に悩み寄り添い時に正す。そして知識や技能といった力をつけてやることが我々教員の役目だと、最近すごく思います。次回のかでるも楽しみにしています!
●今回もありがとうございました。「ちいさなふとん」の主題についてはお話を聞いていても、しっかりと理解できたわけではありませんが、後半の磯部先生のお話の中で「教材の中に自我関与」が無ければ、主題に迫れないということはわかりました。場面再現とホワイトボードがワンセットということもなるほどと感じました。来月もよろしくお願いします。
●磯部塾で、ずーっと学んで来たことではありますが、改めて教材を読むことの大切さを実感しました。その教材の主題が何なのかを意識して日々授業しているつもりですが、今回の教材のように、いつのまにか違う主題に迫っていってしまうことがあります。子どもと対話しながら、考えを広げ、深めながら、そして主題に迫っていく…まだまだ修行がたりないと実感しています。がんばります。
●今日もたくさん学ぶことができました。教材についての講義でも、改めていろいろ学ぶことができました。内容項目を考えずに授業することの是非についても、改めて確認することができて、よかったです。
●教材は「真実」ということが、改めて心に残りました。その真実がどうやって見つけるか、どのやって生徒に自然に考えさせていくかが大切だと思いました。
●久しぶりに磯部塾に参加し、2時間越えの学習会も、あっという間という印象でした。磯部塾での学びを通して、改めて「道徳」の楽しさと難しさを感じました。近野先生の発表にあった、場面の再現の時に生徒が涙を流したという話を聴いて、そこまで入り切れるんだという驚きを感じるとともに、「ワンセット」で行うことの大切さを知りました。今は道徳の授業をやることがほとんどないですが、限られた機会で挑戦し、「動き」のある道徳の授業を、少しでも布教していきます! 講義の最後には磯部塾長の声が枯れていたのが、今日の講義に掛ける熱意(と機材のお金)の表れだと感じました。 また参加できるのを楽しみにしています。