第79回学習会 20名の参加を得て行われました!

投稿者: | 2021年2月12日

横山利弘先生に学ぶ道徳塾IN北海道 第79回学習会

日時:令和3年2月12日(金)
場所:清田区区民センター2階・集会室4
参加:20名

【内容】

1 模擬授業『およげない りすさん』 千歳・初山先生
2 自己肯定感を高める授業法     塾長
3 講話               杉中先生

 2月12日(金)「第79回 横山利弘先生に学ぶ道徳塾IN北海道」が、20名の参加を得て行われました。
 2月5日学習会より、学びを進化すべく新研究テーマで学習会を開催しています。今回は第2回目でしたが、子どもたち一人一人が主役になって、心が元気になる道徳科の授業改善をしたいという参加の熱意には素晴らしいものがありました。参加者の年齢層はバランスよく20代から60代とそろっていて、幅広く意見交流がなされていました。会の基本姿勢である校種や役職の別なくフラットな関係で意見交流し、場面再現にも全員積極的に参加する姿勢に満ちており、今後の研究が大いに期待される学習会となりました。
 
1 模擬授業『およげない りすさん』 千歳・初山先生
 2月5日の「3つの実感」を踏まえ、児童生徒の自己肯定感を高める授業のあり方を探ることをねらいに、初山先生が『およげない りすさん』で模擬授業に取り組みました。
 授業の冒頭に児童の意識=共感・同感、違和感を確認し、その思いや考えを踏まえて、「動きⅠ」(=場面再現の動き)に入りました。塾生の皆さんは、かめ・白鳥・あひる・りすの着ぐるみを着て、自分ならどのようにするかを考えながら再現していました。また、ホワイトボード交流では、通称「雑談タイム」に入り、肩の力を抜いて対話、交流につなげ、広い視野から多面的多角的に考えを深めていました。

2 自己肯定感が高まる授業法
 塾長からは、自己肯定感が高まる授業法について、解説がありました。
 この授業法は、「3つの直感」における同感・共感を積極的に活用し、その良さを相互交流を図るものです。実際の授業では特別なことをするのではありません。今まで磯部塾が実践してきた「共感の受けとめを還元する」相互評価から、自己肯定感を高めていくだけです。
 この手法を取り入れることで、学習活動の中に相互評価を場を設けることができ、「学習活動と評価の一体化」が可能になることを確認しました。
 また、「3つの直感」を生かす重要なポイントである親和性についても考え、大畑先生(新篠津中)より提言をもらいました。

3 杉中先生・講話
 自己肯定感を高める視点として、「ドキドキ、モヤモヤ、ワクワク」が重要であることを指摘し、授業者が留意すべきことは何について、解説をいただきました。

【参加者の感想】
●塾長の熱量に圧倒されながら、それこそワクワクドキドキの2時間でした。先週の理論学習会を受けての模擬授業、初山先生のファシリテーションも素晴らしく、特にみんなで島へ向かう場面では童心に帰って楽しく学べました。塾長の講義の自己肯定感を高める「雑談タイム」が今までのモヤモヤがスッキリとしました。締めの杉中先生の講義の中での「ドキドキ・モヤモヤ・ワクワク」。これが、まさに磯部塾で経験していたことと納得してスッキリ。
●「勉強会ありがとうございました。授業を参観させていただいて、3つのマジックワードを使っているところを見せて頂いてとても参考になりました。実は、授業を実際に行ったときに周りの人と話してみてと伝えて話してもらったことがありました。関係性のできていない生徒同士はあまり会話が弾まずでしたが、何となく自分の考えを話せている生徒もいました。案の定、ホワイトボードでの交流の時間も質問・もう少し聞きたい意見はあるけれど、目立ちたくない、困らせたくないなど別の感情が邪魔してマグネットを貼れない生徒もいました。そこで、親和性のある集団の構築が必要だったのかと感じました。しかし、それだけでなく、生徒が自由に意見を発言できるところまでもっていける先生の力も必要なのだと感じました。実際の体験と照らし合わせて、学べるポイントがたくさんあり、学習会に参加してとても勉強になりました。ありがとうございました。次回もよろしくお願いいたします。」
●楽しい学習会をありがとうございました。初山先生の模擬授業には不思議な力があったと思います。これが雑談パワーなのでしょうか。いつもは照れ臭くて口に出したり動きにできなかったりするのが、昨日は不思議と抵抗感が薄れていました。子どもたちが持っている「本当はもっと話したい」を引き出す素晴らしい技法だと思いました。教育活動全体で自己肯定感を高めていければ子どもたちや我々はもっと幸せになれるし、大きな視点で言えば社会や未来を変えていけると思います。そう信じて頑張りたいと思えた学習会でした。ありがとうございました。
●学習会を起点にアイデアが広がり、いつもとはまた違って面白かったです! 親和性のある集団の大切さは、とても必要と感じます。一方で、1人の人、個としての考えを徹底的に大切にしていくことが普段から大事なようにも思います。日本的ではないかもしれないですけど…。雑談するにも親和性が必要ですが、親和性を作る大元となるのはコミュニケーションスキル(相手へどんな質問をするかや、話題の作り方、話の聞き方、意見の伝え方など)の育成なのかな?とも思いました。大人同士なら、初対面でもすぐ雑談に入れるので。雑談できる能力を高めるためにも、道徳で「共通するテーマについて雑談する」ことを通して相手を認めながら自分の意見を述べる経験値が上がるように思います。
●「自己肯定感が高まる授業法」の話を聞いて、どの教科にも通じるものがあるなと感じました。特に「親和性のある集団をつく流ためには、何が必要?」と改めて考えると、まさに教師の姿勢だなと感じました。
●「自己肯定感を高めるはどんなことだろう?」と考え、ただ楽しい、よかったではだめなんだと改めて思いました。その先の学びを考えるための手立てを考えなくてはと思いました。
●「意見が散らかる」は何も悪いことではない。散らかってしまった場合は、登場人物のことを問うに納得!! 「雑談タイムへ」は、どんな授業でも大切!! 「あ〜だ、こ〜だ」と言える時間が実はとっても楽しい!!  「親和性のある集団」まさに!! 「ドキドキ、モヤモヤ、ワクワク」きたーって感じでした!! ありがとうございました。